学級だよりを書きはじめる前に、まずは学級だよりの型を決めてしまいましょう!
テンプレート
私が発行していた学級だより
私が発行していた学級だよりはこんな感じです。
A4の紙を横にして、左右2面にしていました。右側の顔がかかれているのは写真コーナーです。(学級開きや行事のときなどに写真を載せていました。)
紙を縦にした年もありましたが、一行にかける文字数が多いと、ひとつの話題が2行で終わってしまうなんてことがよくおきます。私はそんなちょっとしたことが気になってしまうタイプなので、上の図のようにした方が書きやすかったです。(完全に好みですが。)
決めておくこと
いくつかルールを決めておくと、統一感がでるしスムーズに書き始められます。
・書類の余白サイズ
・文字のフォント(タイトル、見出し、本文それぞれ)
・文字のサイズ(タイトル、見出し、本文それぞれ)
・強調の方法(太字、下線など)
・枠のスタイル(線の太さ、実線か点線かなど)
・定期的に掲載する内容(誕生日の紹介、道徳の授業で出た意見、写真など)
文字のフォントに関しては、長い文章は明朝体が読みやすいと知り、私はタイトルはゴシック体、文章は明朝体にしていました。誰にとっても読みやすい「ユニバーサルデザインフォント(UDフォント)というものもあります。
ひとまず第一回目の学級だよりをつくりながら、しっくりくるルールをどこかにメモしておくと、第二回目以降の学級だよりは内容に集中して作成できると思います。次回の記事は第一回の学級だよりの内容案を公開予定なので、ぜひ参考にしてください。
また、上には書きませんでしたが、学級だよりのタイトルを生徒にかいてもらったり、絵が得意な生徒に挿絵をかいてもらう先生もいました。私はあまり余裕がなかったので、教員4年目の1年間だけ、挿絵を時々描いてもらっていました。
いろいろな取り組みをしている先生をみると「自分の学級だよりでは不十分かな?」なんて不安になりますが、学級だよりはまずはシンプルに始めてみて、授業や学級経営に力を入れるほうがいいかなと思います。
私が使用しているもの
文章作成ツール
windows を使っていた頃はWord、Macを使い始めてからはPagesを使っていました。
イラスト
今でもよく使っているのはイラストACというサイトです。「学校プリント用」というカテゴリもあり、選びやすいです。無料・商用利用可です。
イラストはおたよりの堅苦しい感じを和らげてくれますが、使いすぎてごちゃごちゃしてしまったことが反省点です。内容が大事!
デザイン
教員の頃は使っていませんでしたが、Canva Pro というデザインツールも使いやすいと思います。
左の画像もCanvaで作成しました。学級だよりの他、掲示物作成にはぴったりだと思います。
「学級だより」カテゴリについて
このサイトでは、「学級だより」というカテゴリがあります。
ここでは、「学級だよりに何を書いたらいいかわからない」「どうやって書き始めたらいいかわからない」という若手教員のために、行事や季節などにあわせた学級だよりの話題を例として載せています。
学級だよりに正解はありません。このカテゴリ内の記事をヒントにすることで、学校だより作りが少しでも楽になったらいいな、との思いで記事をつくっています。どの記事も簡単にまとめているので、「そろそろ学級だよりを書かなきゃなあ」というときに、是非のぞいてみてください。